若手の登龍門はヤマザキナビスコからルヴァンへ

日本のプロサッカーリーグの頂点であるJ1リーグのスケジュールの合間を縫って行われる、カップ戦のヤマザキナビスコカップは、スポンサー企業のヤマザキの経営の再編の関係から、同社のクラッカーの新ブランドの設立に伴い、2016年度シーズンからルヴァンカップとして、装いも新たにスタートしました。

これまで同様、J1の全チームが参加し、予選リーグのグループステージと、決勝トーナメントのノックアウトステージの2ステージ制で争われます。

多くのチームはリーグ戦との両立から、カップ戦は若手選手を積極的に起用する傾向にあり、毎年のように、新たな選手が成長する姿を見せるのも、この大会の特長です。

また、大会を通じて活躍した選手に対し、Jリーグチェアマンと、報道関係者の投票によって授与されるニューヒーロー賞の受賞をきっかけに飛躍し、日本代表や、世界の舞台にチャレンジする選手も、数多く輩出しています。

ルヴァンカップは、厳しいスケジュールの中で繰り広げられる熱い戦いはもちろんのこと、日本サッカー界における若手選手の登龍門としても、注目される大会です。