大事な背番号が日本のサッカーにある

サポーター

Jリーグが発足した当時は、あまり背番号に拘っていなかませんでした。選手を覚える1つの方法くらいで、そこまで大事ではありませんでした。サッカーが盛り上がっていくなかで、日本でも背番号は重要な役割をするようになってきました。

たとえば日本代表のエースは10番とか、名前を知らなくても背番号で選手がわかるようになります。日本のサッカーチームでも、この選手と言えばこの番号とか、1つのステータスになりつつあります。プロになりたての選手は、自由に決めることはできませんが。愛着がわいてずっとその同じ番号を選んだり、エース番号を目標にして代表を目指したりと、サッカー選手にとってもいい刺激の1つになります。

日本のサッカーが強くなる1つのキッカケにもなっていますし、多くの選手を覚える目印にもなっています。サッカーを知らない人からみれば何気ない数字ですが、それが選手の運命をいいようにも悪いようにも変えていく、重要なものなのです。

Jリーグでのフラッグ問題

現在では、日本国内ではおなじみとなっているサッカーJリーグ。日本は多くの国からマナーが優秀だと言われていることも多いですが、その日本においても、サポーターの中で問題が起こることもしばしば見られます。サポーター同士のトラブルやサポーターから選手への差別的発言、その他に不適切なフラッグ(旗)の使用等がそれにあたります。

最近では2017年4月に、J1のガンバ大阪のサポーターがセレッソ大阪との大阪ダービーにてナチス親衛隊「SS」を連想させる文字が書かれたフラッグを使用したことにより、クラブによる謝罪、制裁金200万円、一時的に横断幕なども含む提出物の禁止、サポーターグループへの処分(解散および無期限入場禁止)が下されました。

広いスタジアムで試合が行われるサッカーでは、大きなフラッグを使用して熱い応援を送りたい、チームと一つになりたいという方はたくさんいると思われます。ただし、その内容によっては、悪意などが無かった場合やご迷惑につながるとは知らなかったという場合でも、多くの方々のご迷惑につながりかねないこともあるので、事前にOKかどうかを確認しておきましょう。そして熱い声援を送り、日本サッカーを、Jリーグを楽しみましょう。